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熱奏甲子園に見る伝統校 - 番外編 ~ 慶應高校

広小路キッチンマツヤ代表の鈴木です。

高校野球100年を迎えた2015年夏の甲子園(第97回全国高等学校野球選手権大会)より、球児を応援するブラバン応援を応援すべくシリーズ化(苦笑)して参りました「熱奏甲子園」ネタですが、いよいよ佳境に入ったということで(まだ佳境なの?というツッコミはご勘弁の方向でw)、今回は100年の歴史があるからこその素敵な珍事(?)をご紹介したいと思います。

題して、○○年振りの出場シリーズ!



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2015_97_慶應高校
慶應義塾高等学校
(画像:慶應義塾高等学校 - 公式サイトより)




言わずと知れた慶應大学の実質的な附属高校ですね。まぁ、勝手な推測ですけど大学と同様に自らを「塾生」と称する慶應ボーイなのでしょう、きっと。男子校ですからなおさらネ。

……いえ、あの、妬みとかやっかみといった意図はありませんよ。(^^;)タラッ

全国的に見ても最難関に位置する高校の1つでしょうから、そこへ至るまでの道程はリスペクトに値するのであります。ほぼエレベーターで慶應大学に行けますし、高校在籍時から学生証で大学図書館に大学生協や学生食堂といった大学の施設を利用することも可能だそうですから。

また、慶應と言えば東京は三田ですが、慶應高校は神奈川の日吉にあります。慶應大学日吉キャンパスに隣接、と言いますかキャンパス内にあると言ってよいでしょう。関東圏在住者憧れの東急東横線「日吉」駅から横断歩道を渡ればもぅ敷地という超好立地。まさに選ばれし者が集う憧れの高校ですよねぇ。

……いえ、あの、妬み(以下、省略)

ちなみに高校野球では新字体を用いるため「慶応」と表記されます。

松本隆の小説『微熱少年』 - 東急東横線沿線にある「小高い丘の上」の大学の附属高校が舞台になっている(p.79 - 80)。その一節より、「学生服のボタンを見ただけで、初対面の女の子たちの応対が変わるのが厭だった。彼女達の評価してるのは、自分の服で、中身でないような気がした」(p.80)。 - Wikipediaより



……いえ、あ(以下、省略)



この慶應高校野球部が2008年に大暴れしました。

今にして思えば伝説の黄金期と言える活躍振りでして、Wikipedia先生の教えによると以下の通りであります。

2008年には第80回選抜高等学校野球大会に3年ぶり7回目の出場。また、第90回全国高等学校野球選手権記念大会の際には、北神奈川大会の決勝戦で東海大相模を破り、46年ぶり17回目の出場。南神奈川代表の横浜高校と共に春夏連続出場を果たし、ベスト8に進出する成績を挙げた。さらに、同年の秋季神奈川県大会で優勝、その後に続く関東大会でも千葉県の習志野高校を破り、優勝している。また、その後の第39回明治神宮大会・高校の部でも奈良の天理高校を破り優勝。



主だった大会をことごとく制覇という破竹の快進撃で一躍脚光を浴びました。

もっとも、この時点で春・夏合わせて24回の甲子園出場経験がありますし、夏だと1916年(第2回大会)に優勝してますから古豪と称してもよいのかもしれませんけどね。



そんな、実に46年振りの出場となった2008年夏の甲子園(第90回記念大会)の様子と、東京六大学野球仕込みの応援スタイルをご紹介したいと思います。




2008年 北神奈川大会決勝より



夏の甲子園へ行くために通過しなくてはならない神奈川大会。当時(2008年)は第90回の記念大会により南北に分かれていましたが、その北神奈川大会の決勝を延長13回という熱戦の末に制しています……甲子園に行く前からアツかったのですね。

また、試合後の校歌斉唱は元来の「慶應義塾高等学校の歌」ではなく、慶応大学と同じ「慶應義塾塾歌」です。



そして夏の甲子園ですが、この年は慶應高校(46年振り17回目)の他にも宮崎商(宮崎)の39年振り4回目や白鴎大足利(栃木)の29年振り3回目、我が地元・愛知でも大府(東愛知)の28年振り3回目という「久方振りの甲子園への復帰」を果たした高校がありました。




2008年(第90回記念大会)より



慶應の応援ならばまず何と言ってもダッシュKEIOなのであります。

もちろん慶應大学のオリジナル応援曲にして、一昔前の高校野球なら早稲田の『コンバットマーチ』と並んで全国各地で演奏されてきた、そして今も演奏され続ける応援ソングの金字塔ですよね。

そして、甲子園に響き渡る「本家」は一味違うのであります。



ダッシュKEIO 1966(昭和41)年
慶應義塾大学應援指導部(作曲:夏目清史)

○○を倒せ ○○を倒せ ○○を倒せ (オー!)
かっとばすぞ (オー!) かっとばすぞ (オー!)
勝つぞ 勝つぞ ケ・イ・オー!



○○の部分に対戦相手が入りますが、読み仮名が4文字以上の場合は「を」が省略されます。

……まぁ、本来は○○ではなく○○○ですよねぇw

……もっと、ピンポイントにぶっちゃけると「早稲田」ですよねぇww

……元よりそのための歌ですもんねぇwww



そして、得点が入る度に歌われるのは慶應義塾第一応援歌の若き血です。


若き血 1927(昭和2)年
作詞・作曲 堀内敬三

若き血に燃ゆる者
光輝みてる我等
希望の明星仰ぎて此処に
勝利に進む我が力
常に新し
見よ精鋭の集う処
烈日の意気高らかに
遮る雲なきを
慶應 慶應
陸の王者 慶應



「陸の王者」とは何とも勇ましい限りですが、当初はどうやら六大学を指す「六」から「六(りく)の王者」だったみたいですよ。

慶應義塾のサイトに歌詞とMP3のデータがあります。
http://www.keio.ac.jp/ja/contents/college_song/data/wakakiti.mp3




2008年(第90回記念大会)より



46年振りに出場した慶應高校が3回戦以上に勝ち進んだのは1920(大正9)年の第6回大会(当時は全国中等学校優勝野球大会で「慶応普通部」として出場)での準優勝以来、実に88年振りの快挙となった高岡商業(富山)との一戦では 5-0 という圧勝劇だったため、上の動画では『ダッシュKEIO』から後は『若き血』の大合唱祭りと化しています。甲子園に響き渡っていたことが分かりますね。



さて、慶應高校の応援スタイルについてですが、それはもぅ、すっかりしっかり慶應大学のスタイルと言えます。

慶應大学の応援団(慶應義塾大学應援指導部)の薫陶を直に受けてますから当然なのですが、地方大会でも勝ち上がると慶應女子(慶應義塾女子高等学校)バトン部の協力でチアリーダーが加わりますから、まるで慶應大学の0年生が応援していると言いたくなるほど慶應大学になりますww




2012年 神奈川大会より



ユニフォームを着てメガホン持ってる野球部員がいるのを除けばチアリーダーの振りも慶應大学譲りですし、上の動画では六大学野球(神宮球場)のように応援台まで設置した徹底振りです……ただ、真夏のせいか応援団員の半袖シャツが珍しいかも……普段はバンカラよろしく詰襟の学生服ですから。

で、『学生注目』……おっと失礼、『塾生注目』でしたね……もしっかりやりますし、毎回のように攻撃開始時には定番応援歌の作法があります。

一回:ニューオール慶応の歌
三回:三色旗の下に
四回:我ぞ覇者
六回:めざせ栄光
七回:エール~右手を高く若き血
九回:若き血






2012年 神奈川大会より



6回裏の攻撃からとなる上の動画はめざせ栄光に始まり、2008年の甲子園出場時に初披露された慶應高校のオリジナル曲烈火からシリウスを経て浦和学院(埼玉)が『浦学マーチ2』として拝借しているアニマルへと続き、最後は突撃のテーマ~コールKEIO~ダッシュKEIOの黄金メドレーですね。




2015年 神奈川大会より



今年(2015年)の夏は応援団員も学生服で頑張ったようです。




2015年 神奈川大会より



しかし、普段はボーイばかりな慶應高校の応援に慶應女子のバトン部が駆けつけてくれて、しかも制服姿の女子まで来てくれるというのは……慶應高校と慶應女子の普段の接点というか距離感が分かりませんけれども……ボーイ達、いや野郎ども(笑)にとってはもしかしたらちょっとした、いや結構な嬉し恥ずかしウキウキドキドキイベントでもあるのかもしれませんねぇ……ねぇ!(*^^*)ポッ

慶應女子にとってもそれは同じかも!w




2010年 神奈川大会より



元より早慶戦……おっと失礼、ここでは慶早戦とすべきですね……の流れを汲んで野球にはひとかたならぬ想いで頑張っているハズの慶應高校が再び甲子園の大舞台で、関東学生野球のスタイルで、まさに「王者」のごとくブラバン応援を繰り広げてくれる日がまた来ることを心待ちにしたいと思います。(^^)



※動画を拝借させていただきました方々に御礼申し上げます。

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北神奈川

2008年に北神奈川で出場したのは90回記念大会だったからです。
神奈川は普段一校しか枠がありません。

ご指摘ありがとうございます

該当箇所を訂正致しました。
ご指摘ありがとうございました。m(_ _;)m
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プロフィール

マツヤ代表鈴木

Author:マツヤ代表鈴木
名古屋市中区(伏見)の地で1962(昭和37)年より創業のレストランです。

「広小路に生まれた名古屋の味」をモットーに、名古屋名物「味噌かつ」やマツヤ名物「厚切り大とんテキ」などをご用意し、豊富なアルコールと多数の一品料理で居酒屋としてもお使いいただけます。

伏見で働く方々の止まり木として、憩いの場として、そして接待の場としてご愛顧いただいております。

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名古屋市中区錦1-20-25
広小路YMDビル

TEL:052-201-2082
(年末年始を除く)無休

〈営業時間〉
平日:11:00~15:00 LO
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