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熱奏甲子園に見る伝統校 - 地方大会編 ~ 郡山高校

こんにちは、マツヤ代表の鈴木です。

高校野球のブラバン応援を応援する「熱奏甲子園」が今や地方大会にまで暴走波及している訳ですが(汗)、大舞台の甲子園とはまた違った魅力が地方大会にはありましてねぇ。

プロ野球で使用される立派な球場で戦える都市部があれば、スタンドも僅かな地方の球場で、それでもアツい応援が繰り広げられる地方の戦いもあったりして、実にバラエティ豊かな風情があるのですよ。



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そんな中でもまさに「いぶし銀」と称したくなる古豪の由緒ある応援風景を今回はご紹介したいと思います。



2015_97_郡山高校
奈良県立郡山高等学校
(画像:郡高公式サイト - 野球部より)




1893年(明治26年)創立。前身の郡山師範予備校を含めると1876年(明治9年)まで遡るという奈良県最古の公立高校で、つまりはかつての第一高等学校ですね……奈良県で「最古」という言葉を用いると何だか途方もない程のいにしえ感が出ちゃいますけど(笑)……まぁ、どの県でも旧制一高なら優秀なことが多いとは思いますが、郡山高校(郡高 - ぐんこう)もまた例に漏れず、のようです。それで甲子園の出場経験もしっかりあるんですから凄いですよね。で、歴史の長い学校ですから応援にも伝統がしっかりあるんですよ。

ちなみに以前は天理高校・智辯学園とともに「奈良御三家」と呼ばれていたそうです。



郡山高校の応援を語るうえで応援団に触れることは欠かせません。超硬派なバンカラスタイルを貫きながら今は正式な姿を消してしまった郡高応援団……以前の活動をOBの方がつくられたサイトで忍ぶことができます。

郡高應援團ミュージアム
http://www.nara1naraduke.com/gunko_ouendan/endan/


「郡高応援団のご紹介」ページには当時の姿が書かれていまして、今ではマンガでも見かけなくなったような、当時の高校および高校生にはこんな一面もあったな~というエピソードもあります。剃り込みリーゼント(笑)の相手校応援団と超硬派ながら進学校との鍔迫り合いには興味深いものがありますよ。(^^)



今では生徒会が中心になってチアリーダーを毎年募集しているようです。

郡高公式サイト - 応援局
http://www.nps.ed.jp/koriyama-hs/04seikatu/club/06ouendan/index.html


応援局は、高校野球夏の大会の応援が主な活動です。現在、生徒会が中心となって応援をリードしています。毎年チアガールを募集します。兼部可能ですので是非甲子園目指して一緒にがんばりましょう。



甲子園への道を諦めていません!その意気やよし!



それでは「郡高應援團ミュージアム」の曲順に従って応援曲の紹介も進めて参りましょう。



まずはファンファーレ。やはり伝統校にはオリジナルのファンファーレがあるのですよ。今からでも全然遅くないですから、『天理ファンファーレ』を拝借している高校も是非オリジナルのファンファーレで他校と一線を画していただきたいものですね。

「郡高應援團ミュージアム」にMP3の音源ファイルがあります。
http://www.nara1naraduke.com/gunko_ouendan/mp3/01-fanfare.mp3



そして、何を差し置いても郡山高校の応援曲は郡高音頭なのであります!




2012年の奈良大会と思われます。



どうですか、この渋さ!

初めて聴いた時を正直に告白しますと、大変失礼ながら「これはさすがに古臭いな」と思ってしまいました(スミマセン)。何だか盆踊りの曲みたいにも感じて……ただですねぇ、これが何度か聴いていると実にクセになるw

こぅ、何と言いますか、大袈裟に申せば古来日本に伝わる旋律を感じるからこそ琴線に触れる何かがあるような……今では時々口ずさんじゃったりしてしまいます。(笑)

そうなんです。「音頭」ですからまさに応援歌なのです。歌う応援なのであります。



郡高音頭
作曲:吉田峰一(郡山高校 元音楽教師)

行~け 行け行け行け 行け~よ郡高 (ワッショイ!)
打~て 打て打て打て 打て~よ郡高 (ワッショイ!)
かっとばせ! (ヤ~ッ!) ホームラン! (オ~ッ!)
今こそ 打てよ勝利を掴め 郡高 (エイエイオー!)



シンプルな歌詞と合いの手で誰でもすぐに歌えるようになりますから、奈良大会(あるいは甲子園)で一緒に歌いたいものですが、合いの手の(ヤ~ッ!)とか(エイエイオー!)なんて勝鬨ですからね、こんなところにも古風な伝統が感じられます。

余談ですが、「ワッショイ」の語源には諸説ありながら、その1つには和を背負うという意味があるとのこと。なので、皆で叫ぶことが作法なのだと思います。



で、当然ながら過去の甲子園でもここ一番で演奏されていまして、下の動画では『スパニッシュ・フィーバー』からランナーが出て『ファンファーレ』を経て『郡高音頭』へと変わります。甲子園だからなのか、あるいは同点で迎えた9回の攻撃だからなのか、ややテンポアップした『郡高音頭』が絶妙なタイミングで始まり、素晴らしいチャンステーマになっています。




1993年(第75回記念大会)より



10分に迫ろうという熱奏に応えたタイムリーヒットで結果的に逆転勝利を収めています。負けた相手が我が地元愛知の享栄高校なのでちょっと複雑な心境ですけど……。(^^;)



他にも独特の応援曲を有しているのですが、そのどれもが何とも言えない風情なんですよ。

ホントに風情のある応援だと思います……準々決勝以降に進むと勢いも増すのでしょうけれども、地方大会ならではの雰囲気を感じます。

その一例として、まずはマンボ




2012年の奈良大会ではなかろうかと。



そしてワイプアウト




2012年の奈良大会じゃないかな。



この古式ゆかしさが堪りませんわぁ~!ww

得点が入って『ファンファーレ』が鳴って歓声があがるところはイマドキな感じがしますから、このギャップもまた良いんですよねぇ。

さらには風林火山




2012年の奈良大会だと思うよw



ここまでは『ファンファーレ』や『郡高音頭』とは別の音楽の先生が編曲されたようです。

また、ここまでの動画を見ると演奏者の周辺にいる……新入生なのでしょうかね……サポートメンバーがしきりに団扇で風を送っているようで、やっぱり暑いのですね。




2010年の奈良大会と推測



最後にもう一度『郡高音頭』ですが、この動画に見るような現役生+先輩方と思しきお兄さん・お姉さん+お歴々と思われる年配の方々+近所のおっちゃんに坊主達(笑)といった年代を越えて一つになれる共通の歌というのはホント良いなぁ~と思うのであります。イマドキ風味のポップな応援では難しい面もありますからね。

オリジナル曲を多数有して一味違った応援を行う高校は全国に多数あるのですが、伝統を前面に出した奥ゆかしさを感じさせる1つは郡山高校だな~としみじみ思うのであります。



硬派な応援スタイルこそ失われましたけれども、そして、夏の甲子園では2000年(第82回大会)以降の出場がありませんけれども、今の生徒さん達にも受け継がれている伝統的で独特な風情のある応援をいつか甲子園で見せて(聴かせて)ほしいと願っています。(^^)



※動画を拝借させていただきました方々に御礼申し上げます。

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マツヤ代表鈴木

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名古屋市中区(伏見)の地で1962(昭和37)年より創業のレストランです。

「広小路に生まれた名古屋の味」をモットーに、名古屋名物「味噌かつ」やマツヤ名物「厚切り大とんテキ」などをご用意し、豊富なアルコールと多数の一品料理で居酒屋としてもお使いいただけます。

伏見で働く方々の止まり木として、憩いの場として、そして接待の場としてご愛顧いただいております。

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