熱奏甲子園に見る伝統校 - 地方大会編 ~ 習志野高校

こんにちは、マツヤ代表の鈴木です。

ノリに任せて我が趣味の世界をひた走る当ブログですが(汗)、「熱奏甲子園」として高校野球のブラバン応援を応援する今回、遂にあの習志野高校をご紹介する時がやって参りましたw

そもそも私がブラバン応援に興味を持ち、惹かれていったのは習志野あってのこと。

こんなエキサイティングな世界を知らしめてくれたブラバン応援界の王者ですから、敬意を表しつつご紹介したいと思います。



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2015_97_習志野
千葉県習志野市立習志野高等学校
(画像:新・ぽっちゃりスポーツ天国より)




千葉県に「習志野市」が誕生して3年後の1957(昭和32)年、初代習志野市長の指導によって創立されたという習志野市民の心の高校(?)ですが、授業よりも部活!校則よりも部則!文科系でも中身は体育会系!進学は部活の実績で!……大会の出場や応援で学校を公欠できるそうですから……つまり部活が忙しくて授業どころじゃない(笑)という公立高校であります。

まるで私立のスポーツ校みたいですけれども(^^;)、習志野市としては、もぅ、割り切って、そして振り切った訳ですね……習志野高校は部活動でいくのだと……学びは教科書ではなく部活の上下関係の規律と得難いほどの体験で得るのだとww

生粋の名古屋人なワタクシとしては元中日ドラゴンズ・谷沢健一氏の母校というイメージもあったりします。そして、野球の他にも部活動方面は概ね強豪の中で、何をさておいても習志野と言えば吹奏楽なのであります。

全日本吹奏楽コンクールや全日本マーチングコンテスト等で連続出場を維持しており、歴代成績において全国上位3校に含まれる成績から東の横綱と呼ばれる別格の存在なのです。

ちなみに西の横綱は淀川工科高(大阪府立淀川工科高等学校)。横綱級がどちらも公立高校というのがさらに凄いと思うのですが、淀川工科高は夏の甲子園で開会式の開始を告げるファンファーレを担ったり、1980年代はテレビ番組『熱闘甲子園』(テレビ朝日)のオ-プニングテーマも担当していたそうです。





そんな習志野高校の、2011年夏の甲子園(第93回大会)に出場した際のブラバン応援の模様を書き起こした記事がありました。

安住紳一郎 甲子園 習志野高校の超攻撃的ブラスバンド応援を語る - miyearnZZ Labo
http://miyearnzzlabo.com/archives/21943


この2011年は顧問の先生も超攻撃的(笑)だったせいか、少々問題にもなったようでして……。

習志野の応援ってそんなにうるさいですか? - Yahoo! 知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1068788455




しかし、習志野のブラバン応援については総じて以下のような「凄い」印象を持たれるのが一般的だと言えるでしょう。

高校野球界最強の応援団?千葉・習志野高校のブラスバンド演奏が凄すぎる - Spotlight
http://spotlight-media.jp/article/42355729749777334




また、このクラスになりますと立派な公式ページがありまして、毎日200以上のアクセスがあって、累計では200万アクセスを突破する人気サイトになっているようです。たぶん、定期演奏会のスケジュールなどを確認しに訪れる方が多いのではなかろうか~?と推測しますが、一介のブロガーとしては羨ましい気もしたり。(^^;)

習志野市立習志野高等学校吹奏楽部
http://www1.seaple.ne.jp/nhssb/top.htm
※大音量に注意



さて、習志野のブラバン応援を表現する有名な一言……美爆音

あるいは「最響」とも言われますが、野球の応援も吹奏楽の部活の一環であり、本気で演奏したい!と志して習志野に入学した生徒さん達の大半は同時に高校野球を応援したい!とも思っていますから……もしかしたら一部に例外はあるかもしれませんが……球場には基本的に大挙して押しかけます。いわゆる「全員応援」というやつです。

全国屈指の吹奏楽部員総勢200名前後のほぼ全員です。

他の行事が終わってから駆けつける部員もいるそうで、次第に増えていくこともあるらしく。

そんな大応援団が千葉大会では時に1回戦からやって来ますw



……フツーは1回戦からブラバンや応援団(チアリーダー)なんて来ませんよ。準々決勝くらいからですよ。それを1回戦から全員応援するのが習志野なんですw

演奏が上手いうえに人海戦術ですから、そりゃあ質・量ともに破格の美しい爆音にもなりますよww

応援のほとんどがまだ来ない1回戦辺りの相手校から「反則ダロ」と揶揄されても致し方ありませんよね。

だって、そういう指導であり、そもそもそういう校風なんですからww



しかも「応援で対戦相手を圧倒する」ことを本気で考え、取り組んでますから容赦ないですよwww

……実際に圧倒されるのは相手校の球児よりもブラバン応援部隊らしいですけどね。(^^;)

……そりゃあ、中には部員十数名程度の弱小吹奏楽部だったりすることもありますし、それで全国レベルの演奏を固まりでぶつけられるんですから堪りませんよねぇ。(苦笑)



ですから、前回ご紹介した拓大紅陵のような優しさは皆無です……ホント攻撃的w

どの曲も少しずつテンポアップされているんです。

ですから、チアリーダーの振り付けもどこか忙しないところがあったりして、なおかつ随所でタンバリン(曲によっては旗)に持ち変えますから大変だな~と思いますけど、寄せ集めの臨時編成ではない「バトン部」の活動として普段からしっかり練習されているのでしょう。キビキビとした、統制のとれた振りで魅了してくれます。

そんな怒涛の応援が「超カッコイイー!」とファンになる人も多い代わりに「ちょっとやり過ぎじゃね?」と思う人もいる、というスタイルと言えるのでしょう。




2011年(第93回大会)より



まずは目下最近の夏の甲子園出場時(2011年)から。

校歌の後が必ずアラバマで始まるのは習志野市の姉妹都市がアメリカ合衆国アラバマ州・タスカルーサ市だからでしょうかw

上の動画ではスーザフォンが6台と習志野にしては小編成……他校ならフル編成で頑張っても4~5台ですけどねw……しかも、たぶん1年生主体だと思うのですが。その音像と音圧は相当なモノです。

スーザフォン
スーザフォン


30年前と変わらぬエンジカラーと麦藁帽子の演奏スタイルとのこと。



実はオリジナル曲があまり多くない習志野でして、吹奏楽やJ-POP(歌謡曲?)の定番が多かったりします。

ただ、習志野には必殺のオリジナルチャンステーマがあるのです。




2011年(第93回大会)より



最初の動画と同じ時の別アングルだと思いますが、習志野高校吹奏楽部が楽譜を所持し、著作権も放棄していない孤高のオリジナルレッツゴー習志野であります。ランナーが得点圏に達した時はもちろんのこと、劣勢時の9回などは最初からレッツゴーです。これで得点、逆転サヨナラ勝ちも数知れずという魔曲でもあります。この動画ではブラバン部隊を特に注目してください。皆がバッターの方を向いているのが分かります。「応援演奏はバッターに向けて」が徹底されている場面ですよね。



この『レッツゴー習志野』ですが、習志野ブラバン応援の大黒柱だけに古くから演奏されています。




1987年(第69回大会)より



9:34 辺りから9回最後の攻撃で先頭バッターから約6分に渡るレッツゴーです。

さすがに「レッツゴー」のコールなどに違いはありますが、チラッと写るチアリーダーの振り付け(9:51 辺り)は今と同じみたいです。

演奏だけでなくチアリーダーの振り付けも伝統が受け継がれているようでちょっと胸アツwww




1992年 千葉大会より



今やミスターマリーンズと呼んでも差し支えないでしょう。千葉の「はっちゃく」こと福浦選手(習志野高校出身)が2年生で4番を打っていた時の動画です。この頃の『レッツゴー習志野』も未だ旧式な感じがしますねw

余談ですが、対戦相手は拓大紅陵です。



ただですねぇ、習志野応援マニアはむしろ最近の千葉大会に注目するのですw

QVCマリンフィールドの音響が良くて、それを高クォリティで録画(録音)できるようになったからですww




2013年 千葉大会より



スーザフォン11台(!)を含む驚異のフル編成が千葉大会の4回戦にお出ましですww

この人数の多さといったら!

現役生の応援部隊が多いのはもちろんですが、とりわけ習志野は部活動を通じた結束が固いそうで、先輩やOBといったお歴々が千葉大会を盛大な同窓会の場としても活用していますから(笑)、毎年多くの人が駆けつけるそうです。

元より野球熱のアツい人が多い地域ですからフツーに応援しに来ますし、何より習志野の応援演奏を聴きに来る人もいるという状況がカオスな人の多さとなっているようです。

その代わり、他校ではよく見られる野球部員……ユニフォーム姿でメガホン持って野太い声援を送る面々……が習志野では皆無なのが不思議でして、吹奏楽部とバトン部で応援は充分だし、球場によってはスタンドに入り切れないこともあるでしょうし、もしかしたら野郎どもの声なんぞ邪魔とされているのか(笑)、少なくとも動画では目にしたことがありません。

これに関してはちょっと謎なんですけれども、ユニフォームではなくエンジのTシャツで参加しているのかもしれませんね。



また、演奏の合間にファンファーレが演奏されますけど、ヒッティングファンファーレ(出塁時)は『天理ファンファーレ』のアレンジ、そして得点時のファンファーレはラジオ(ニッポン放送)のプロ野球放送「ショウアップナイター」で以前使われていた『ホームラン・ジングル』を盛り込んだものとなっています。




2015年 千葉大会より



あと一歩というところまで甲子園の切符を掴みかけた2015年夏から全21曲の長尺豪華版(曲名付き)親切設計動画で学習できますw



オリジナルの楽曲は少なく、応援曲へのアレンジ(編曲)が多い習志野ですが、その編曲ではオリジナリティがありまして、例えば2013年に初披露したベン・ハーは白眉の1曲であります。映画『ベン・ハー』の "Overture" をアレンジしています。元から荘厳なファンファーレですが、その冒頭部分をよくも勇壮にアレンジしたものと敬服する素晴らしい応援曲に仕上がっています。




2013年 秋季関東大会より



もうね、攻撃的を通り越して獰猛と言いたくなる勇ましさですよww

相手校へ与える威圧感もさぞかし、でしょうねぇ。

5回までの前半はコレをチャンステーマにしても良いくらい何度も演奏してほしい、大好きな曲ですね。(^^)




2014年 千葉大会より



2014年初披露はスカイ・ハイでした。

そのままサヨナラ勝ちしたのか、試合が終わって歓喜のファンファーレですね。(^^)



習志野高校も2011年を最後に甲子園から遠ざかってますから、そろそろ美爆音の帰還を果たしてほしいものであります。

全国の熱奏甲子園ファンたっての願いでもあることでしょう。




2015年 千葉大会決勝より
間近からの撮影で迫力あります!




同じ千葉の両雄として、タイプは異なりながら突出した応援演奏を誇る拓大紅陵とは好敵手といった関係のようです。

第12回 「全国屈指のブラバン応援対決」拓大紅陵対習志野 - 高校野球ドットコム
https://www.hb-nippon.com/hb/column/482-braban/6549-20100720001




対戦すれば鎬を削るものの、時には仲良く競演的共演のイベントも催されるようで。




ベースボールサポーターズコンサート2015 より



延長戦という名のアンコールで『チャンス紅陵』から『レッツゴー習志野』の豪華メドレーが両校の吹奏楽部で合同演奏されています。ただでさえ大人数がさらに増えて、それはそれは厚みと音圧のあるハーモニーとなっていますw

こんなイベントが企画されるだけでも凄いな~と思うのに、観客がぎっしり埋まるのを見ると千葉の高校野球はアツいな~とも思えてなりません。



※動画を拝借させていただきました方々に御礼申し上げます。

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名古屋市中区(伏見)の地で1962(昭和37)年より創業のレストランです。

「広小路に生まれた名古屋の味」をモットーに、名古屋名物「味噌かつ」やマツヤ名物「厚切り大とんテキ」などをご用意し、豊富なアルコールと多数の一品料理で居酒屋としてもお使いいただけます。

伏見で働く方々の止まり木として、憩いの場として、そして接待の場としてご愛顧いただいております。

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